自社のロゴ製作。ついでに広告媒体のPR度の検証もしてみる。
ようやく自社のロゴを手に入れたヒトト製作所
ヒトトのカタカナを模し、由来である「人と」の意味を込めて人の手や顔に見立て、それぞれが違う方向を向き個性を活かしつつも、つながりを表現した意欲作。
まずは自社サイトに反映
キャッチコピー「その手、しっかり掴みます」のビジュアルを社内のデザイナーに発注したところ、空中ブランコになって帰ってきた衝撃的なあの夜を思い出す。
せっかくロゴを作ったのであらゆるものに展開してPR度を検証したい
まずは、スタッフからずっと言われ続けた自社Tシャツ。普段使いができるようにワンポイントでさりげなく。陽キャ不在の弊社。出会う人の総数を考えると、PR度はどうしても低く見積もるのは、いたしかたあるまい。 PR度 ★☆☆☆☆
自社ゴルフボール製作
自社ロゴを思い切り引っ叩くのは心苦しいがいたし方ない。取引先とのゴルフでは、ツカミとしては効果を発揮するだろうが、見込み客に見せるタイミング少なさからPR度はほぼ無い。ちなみにゴルフはやったことがない。 PR度 ★☆☆☆☆
自社犬にもれなく装備
散歩の際、犬友にPRする作戦だ。暗に仕事を紹介せよ圧をオン。PR度は、問答無用のかわいさで１ポイントアップ。 PR度 ★★☆☆☆
近所のバス停をジャックするのはどうか
ローカルなヒトトにはちょうどいい。インパクトをつけるためにパンチのある黄色を採用。なんの会社が全くわからないところがミステリアス。ローカルに限られるのでPR度は伸び悩む。 PR度 ★★★☆☆
最近、街で見かけるようになった宣伝トラックにライドオン
轟音のマツケンサンバと共に御堂筋を爆走する想定だ。刹那的なインパクトと注目度はえげつない。 PR度 ★★★★☆
グリコをジャック
世界的にも有名な看板が、何だかよくわからない看板に変わっていたらどうなるのか。観光客がこの看板をバックにヒトトポーズで写真をとっている風景も想像できなくはない。PR度は文句なしの満点でフィニッシュ。 PR度 ★★★★★
社内に良い影響がある
自社ロゴ制作を通してわかったことは、会社のシンボルやブランディングとしての機能、つまり「対外的な効果」だけでなく「社内への良い効果」があること。
制作過程で、自社の個性や特徴をあらためて確認し、それをビジュアルに落とし込むとどうなるかアイデアを出し合い、そして、ウェブサイト、名刺、Tシャツなど、いつも目にすることで、自分が所属する会社を頭の中でパッとイメージできるようになり、社内の結束力が１段階増したように感じた。
自社ロゴを持つ効果を初めて実感しクライアント様の気持ちに近づけた夏。